令和5年4月から新園舎で認定こども園としてスタートしたどんぐり幼稚園を視察した。認定こども園は、一つの施設で教育(幼稚園)と保育(保育園)が行われる施設である。朝のお祈りの様子や、はきはきしたあいさつ、園長先生のお話を聞くお行儀の良さなど、特色ある教育の実情を視察した。切田養鶏場跡地に㈱じんせき高原牧場の第1号牛舎が新設。将来的には全体で1500頭の飼育を予定している。給餌や搾乳、糞尿処理は最新の機器を導入し、食べ残しの餌もコンベヤーで処理する。飼料は輸入や町外から購入しているが飼料価格も高騰しており、町内で確保したいとの意向だ。飼料のトウモロコシや飼料稲を地元農家で生産することで、耕作放棄地の防止、農地の保全に対応できることを期待する。また、将来的に糞尿はバイオマス発電への活用も考えられる。3 神石高原町議会だより №77 2024.1.15総務文教常任委員会産業建設常任委員会認定こども園どんぐり幼稚園を視察(10月17日)最先端の乳用牛牧場を視察(11月13日)保護者からも好評で多くの園児が町内外から通園している。町内唯一の認定こども園として今後も期待したい。地域農業と連携し、飼料作物の生産など町内の農業振興の発展に寄与することを期待する。 常任委員会報告住民福祉住民福祉のの向上 向上
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