地域包括支援センター ☎ 0847-89-3377神石高原 2025.11ACP(人生会議)を始めましょう 皆さんは、“もしもの時”のことを考え、誰かと話したことがありますか? “もしも”は縁起でもないと避けてしまいがちですが、「心づもり」をしておくことは、本人・家族・みんなにとって大切なことです。取られ看い31109健康・福祉情報 いつから始めたらよい? ➡ 今から始めましょう。 誕生日・盆・正月などのイベントをきっかけに話してみるのもよいでしょう。 人生の最期をどう迎えたいか、医療や生活に関する希望や思いを家族や医療者と話し合いましょう。どう生きるかを考えることも、人生の最期を考えることにつながります。 希望や思いは時間とともに変化し、健康状態によっても変わる可能性があります。何度もしっかり話し合うことで、お互いの理解が深まるでしょう。 将来に備えることで「今」を安心して、大切に過ごすことにもつながります。 ビーブル神石三和 当施設は2021年から、介護老人保健施設・リハビリテーションセンターと改称しており、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士といったリハビリの専門職が常駐しています。リハビリの仕事は、在宅復帰をめざし、利用者の皆さまの日常生活動作の維持・向上をサポートすることです。 入所から3カ月間は、個別でのリハビリを集中的に実施し、身体機能の向上をめざして支援しています。また、毎朝の集団体操を通して、運動習慣の定着にも取り組んでいます。 実際のご利用者の中には、頸椎損傷により「今後は車椅子生活で、身の回りのことは全介助になる」と宣告を受けた方がいらっしゃいました。その方は当施設で9カ月間リハビリに励まれた結果、退所時には杖も使わずに歩けるようになり、現在はご自宅で一人暮らしをされています。 退所後にいただいたお手紙には、次のような言葉が記されていました。 「リハビリの力ってすごいと思う。姿勢が悪かった人がだんだんと姿勢が良くなり、表情がなかった人が笑顔を見せるようになり、歩くのが難しかった人が少しずつ歩けるようになる。いろんなところで変化が見られる。根気よくリハビリすることがいかに大事かと、つくづく感じました。」まさにその通りだと思います。私たちセラピストは、ご利用者一人一人の身体の状態を多角的に評価し、その方に最も適した方法でアプローチしていきます。 リハビリの成果を実感するまでには時間を要するかもしれませんが、ご本人が望まれる限り、私たちは根気強く寄り添ってまいります。 お困りのことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。【お問い合わせ先】医療法人紅萌会 介護老人保健施設 ビーブル神石三和 リハビリテーションセンター ☎0847-89-3030」の語呂合わせにちなんで、厚生労働省が記念日としています。みんなで大切なことが話せる地域にしましょう。地域包括支援センターだより11月30日は人生会議の日 …「良福祉のアレコレ
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