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神石高原 2025.6「多文化共生」について 植えた苗は「ココノエモチ」という品種で、地域の 5月13日(火)、来見小学校とくるみ保育所の児童は、町が実施する「子どもたちへの本物体験事業」で農事組合法人黄金の里井関、学校運営協議会の方と田植えを行いました。 小学校の児童は、ロープに沿って苗を手で植えました。保育所の児童は、泥に足をとられながらも、しっかりと苗を植えました。 児童は「稲が台風に負けないように強く育ってほしい」「こんなに長い時間田植えをしたことがなかったのでいい体験になった」と感想を述べました。方が草刈りなどの管理をしてくださり、秋にはみんなで収穫し、お餅つきをする予定です。 今回の「人権をみつめる」では、「多文化共生」についてお伝えします。 現在、多くの外国人が日本で生活をしています。言語や習慣、宗教が異なる外国人が日本で生活をしていると、地域とのつながりが希薄で孤独を感じるなど、さまざまな悩みが生まれることがあります。こうした悩みが生まれる原因の一つが「文化の違い」です。「文化が違うから」と壁を作ってしまうのではなく、互いの文化的な違いを認めあい、さまざまな国の人と共に生きていこうという考え方が多文化共生です。 神石高原町役場では外国人住民も安心して生活できるまちをめざし、令和7年度から「多文化共生推進サポーター職員登録制度」の導入を開始しました。「多文化共生推進サポーター職員登録制度」とは、外国語ややさしい日本語※での対応が可能な職員を多文化共生推進サポーターとして登録し、外国人に配慮した対応が必要になった際に、窓口などで支援を行うものです。 異なる文化、生活習慣、価値観などへの理解を深め、外国人が地域社会の一員としていきいきと生活できる多文化共生社会をめざしていきましょう。※やさしい日本語:難しい言葉を言い換えたり仮名を振ったりするなど、伝える相手に配慮した日本語のこと。ロープに沿って苗を植える児童頼りになる 6 年生泥になんか負けないぞみんなで力を合わせて最後は機械で植えました助けて!足が抜けない!力を合わせて田植え体験9人権をみつめる No.20

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