神石高原 2025.5お問い合わせ先 5月31日はWHO(世界保健機関)が定めた「世界禁煙デー」です。 厚生労働省では、毎年5月31日から6月6日を「禁煙週間」と定めています。まま維持されています。●たばこと健康被害 たばこには5,300種類以上の化学物質と70種類以上の発がん性物質が含まれています。たばこを吸うことで、生活習慣病・慢性閉塞性肺疾患(COPD)・肺がん・認知症・細菌性ならびにウイルス性感染症の発症、重症化などのリスクがあります。●未成年とたばこ 未成年の喫煙は未成年者喫煙禁止法で禁止されています。喫煙開始年齢が低ければ低いほど健康への悪影響が大きく現れるという問題があります。※民法の改正により、成年年齢が18歳に引き下げられましたが、たばこに関する年齢制限については、20歳の●受動喫煙 受動喫煙とは、たばこを吸わない人がたばこの煙を吸い込むことです。肺がん・虚血性心疾患、脳卒中、乳幼児突然死症候群のリスクを高めます。公共的な施設はもちろん、家の中や自動車内でも受動喫煙が起こらないような配慮が必要です。特に、子どもや患者などが集まる場所や近くにいる場所では、喫煙を控えましょう。●禁煙外来を活用しましょう! 禁煙外来では、禁煙補助薬を処方してもらえるほか、 禁煙成功に向けて、医療スタッフからの励ましやアドバイスがあります。6カ月間以上続く禁煙の成功率は自力で禁煙した場合に比べて4~6倍も高く、日本では治療終了時点で7~8割の人が禁煙に成功しています。(禁煙治療を受けられる医療機関は、健康衛生課にお問い合わせいただくか、日本循環器学会のホームページなどで検索できます)イエローグリーンリボン運動 イエローグリーンリボン(黄緑色)は、「受動喫煙の防止と禁煙を推進しよう」という意味で、「たばこの煙を吸いたくない」気持ちをさり気なく周りの人に伝えるためのものです。 このリボンを着けて、イエローグリーンリボン運動を推進しましょう。健康衛生課 ☎0847-89-33665月31日は「世界禁煙デー」9
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