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【お問い合わせ先】 政策企画課 ☎0847-89-3351令和6年10月29日、「神石高原町長期総合計画等策定委員会」を開催し、「神石高原町第2期総合戦略(令和2年3月策定)」に掲げた重要業績評価指標(KPI)に基づく事業効果検証および評価を実施し、政策目標や取り組むべき施策に対する意見などをいただきました。 45事業のうち、半数以上の委員がKPI達成に有効とした施策は保育料の無償化、子ども医療費助成、放課後子ども教室、営農体制の確立・強化、地域通貨循環事業、住宅取得支援事業、町内の通信設備の充実、道の駅活性化事業、生活交通対策事業などでした。逆に半数以上の委員が有効でなかったと評価した施策が8施策で、農業版企業誘致、特産品開発および販路拡大、外国人の定住就労支援、健康をテーマとした観光地づくりやインバウンド需要確保などの観光事業、ヘリポート整備事業でした。委員からは、人口減対策として、子育て支援策・定住対策はとても重要であり、引き続き、しっかりと進めていただきたいといった意見が出されました。一方で、中学生の各種検定の受験者数が低調であり、受験する動機付けや工夫が必要であるといった意見も出されました。人口動態については、令和5年度社会増減人口が△24人と前年度より改善しました。こんにちは。「地域おこし協力隊 高校魅力化+プロジェクト」の湯浅かんなです。先日、油木高等学校の産業ビジネス科2年生の授業に参加する機会をいただきました。これまでの経験から学んだことを生徒の皆さんに少しでもお伝えできればと思い、以前ゲームセンターで働いていたときの体験談を交えながら、自分なりにお話をさせていただきました。 「お客さまに商品を売るとはどういうことだろうか?」というテーマを軸に、商品の開発や販売において、 大切なことについて考えを共有しました。その中で「自分たちが提供する商品を通じて、お客さまにどのような利益や恩恵を提供できるか」という視点を持つことの重要性をお伝えしました。例えば、ゲームセンターでは単にさまざまなゲーム機を設置するだけでなく、お客さまが心から楽しめる場所、また来たいと思う場所をつくることが求められます。そのためには、細かな気遣いと工夫が欠かせません。正直なところ、私の話は拙いものでしたが、生徒さんたちはとても真剣に耳を傾けてくれました。時折うなずいたり、メモを取ったりする姿にとても励まされ、私自身も大変貴重な経験をさせていただきました。普段から指導にあたる先生方のご苦労や努力に改めて感服するとともに、人に何かを伝えることの難しさを痛感しました。今回の授業での経験が、生徒の皆さんにとって、少しでも役に立つものであれば嬉しいです。将来、彼らが地域や社会で活躍する姿を想像しながら、自分自身ももっと学び続けなければいけないと改めて感じました。このような機会を与えてくださった学校関係者の皆さまに感謝を申し上げるとともに、油木高等学校の生徒の皆さんがこれからも自分の可能性を信じて学び続けていってほしいと、心から願っています。地域おこし協力隊 湯浅かんな神石高原町第2期総合戦略事業効果検証・評価についてその132               937施策で、出産子育ての相談事業、

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