甲斐って、趣味や自分のペースでやりたいことができる楽しみや、誰かに頼られる幸せが、ウエルビーイングというか幸福感につながっていると思う。 (丹下さんの)お父さんお母さんも鶏を飼ったりとか三味線とか、民謡とか教えたりされてるじゃないですか。そんな人が神石でも増えていってくれたらいいなと思っています。人って絶対いるはずなんですよ。でもそんなのはどうでもよくって、熱量のある人をどれだけ増やせるかっていうのが大切。 「マサーントに入るってことは、日本を良くするために、まずは神石高原町を良くしよう」って僕は毎回言ってるんですよ。ミーティングも焼肉屋の話とか、アクティビティの話とか、病院の話とか、ガソリンスタンドの話とか全部みんなでやるんですよ。要は他人ごとにさせてないんですよね。とにかくいつも同じことを言う。「これは何のためにやっているのか」「人口を増やすため」「雇用を増やすため」「まずは知ってもらうこと」・・・(もしも)僕は興味ないですっていう人がいたら、トップははっきり言わないといけない。思うと、僕の考えが浸透して、徐々にベクトルが合ってきていると思うんですけどね。の本気度合とか、気さくさとか、まちをどうにか入江 丹下 入江(完全ではないけど)8年前に就任した時を丹下 お金はあった方がいいんだけど、人の生き自分の会社に1万3千人いて、アンチの通じてるんじゃないですか。多分入江町長良くしたいっていう気持ちは、みんなに伝わっていると思いますよ。ありがとうございます。信念を崩さずにいきます。子どもが4人いるんですけど、僕も50歳なんで、今までは確かに自分のために生きてきた人生だったかもしれないですけど、こっからは自分のためというよりも、こうやってしっかり商売できるのも、親が僕を育ててくれたこととか、このまちが育ててくれたこととか、日本という国で教育をしてくれたことに感謝しているし、先人が作ってくれたことを未来に繋ぎたいと思っているんですね。十数年前に入江町長にお会いさせていただいて、すごく気さくだったし、こんなに親身に相談に乗ってくれるんだという印象があって。ここで頑張ろうとしている人とか、兄貴(丹下工さん)もちょうど一緒にできそうな環境もあったし、いろんなもののタイミングが重なっていた。そんな時に、「保育園が老朽化してどうしよう」って町長がSNSにあげられていたのを見てスイッチ入ったんですよ。僕に何かできることありませんかって。願いできますか」って返事したら、「僕、全部やります」って連絡きて、4億円。「えーっ」て(笑)年は松茸がどこでもたくさん採れましたけど、ウ入江 丹下 入江 「遊具が2千万くらいかかるんですけどお丹下(いつも)秋になるとそわそわして。特に今 5エルビーイングというか自然と一緒に、ストレスのない生活をすること。東京と神石でも、神石と広島でも二拠点生活の楽しさをみんなと共有できたらいいなと思っているんですよね。東京の高級和食店で使っている材料ってだいたい地方のもの。地元の道の駅なんかで売っていたり(笑)今、182ステーションの宝を見つけたいと思ってて。いいものはあるんですよ。じゃないじゃないですか。でもこのまちの食材だけでめちゃくちゃ美味しいご飯食べられるんですよ。神石高原町はいいものいっぱいあるんですよ。「景色もいい」「食べものも美味しい」「人もやさしい」。でもそれを魅力として伝えることができていない。現実、東京の人も外国人もめちゃくちゃ喜んでくれる、嘘偽りのない本物だと思います。母親も父親も毎日こっちへ帰ってきて畑仕事をして山暮らしを本当に楽しんでいますから。た。丹下 入江・丹下 入江 このまちって何か特別なことがあるわけ今日はどうもありがとうございましこれからの連携をよろしくお願いします。誰かに頼られる幸せ他人ごとにさせない感謝の思いを未来へ自信を持とう
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