神石高原12月号
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昔話はその土地の風土・文化・伝統や自然環境を今に伝え、地域の大切さやすばらしさを再確認させてくれます。①②③④旅人は、この水に不思議な力があるので、腰に下げていた瓢箪に入れ大事にして旅を続けた。宗兼のしもに大きな岩がある。その岩山の岩の間から、糸すじほどの水が流れていた。た旅人が旅の疲れとひもじさあるとき、その側を通りかかっで、ばたっと倒れてしまった。旅人がその水を手にひとくみすると、不思議なことに、体中に力がわき、急に元気になった。通りかかった白いひげのお坊さんが、杖で岩の水を一突きすると、水は勢いよく湧き出した。おまえの体は元気になる。」と坊さんは「その水を飲めば、いって立ち去ってしまった。旅人はこの水を飲ませたが、疲れ切っている人に会うと、どの人も元気になったそうな。後に、そこを通った坊さんが弘法大師であったと言い伝えられている。18三和地区父木野の県道の側に、それはとっても冷たい、おいしい水が岩の間から湧き出ている。今も新市・府中・福山方面から毎日のように容器を持ってきては、水を持って帰る風景をよく見かける。今回は「父木野」を「ちち木」といっていたころの話。 三和地区 父ちち木き野の ふるさとの皆さま、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。【神石郡友会の活動報告(スポーツ部会)】 第9回親善ゴルフ大会に町内外から多くのご参加をいただき開催できましたこと、感謝申し上げます。成績の一部を掲載します。  優 勝:小坂 達郎さん (町外)  準優勝:馬屋原康弘さん (町内)  3 位:谷久 博仁さん (町内) おめでとうございます。 なお、次回は令和7年3月16日(日)に第10回親善ゴルフ大会を神石高原カントリークラブで計画しています。町内外の多くの方のご参加をお待ちしております。 今後とも神石郡友会へのご理解とご協力をお願いします。「広島神石高原町友会」便り「神石郡友会」便り「秋の料理教室」を開催 広島神石高原町友会では、「秋の料理教室」を、11月9日(土)料理研究家松田麗子先生(旧三和町出身)のご自宅兼料理スタジオで開催しました。 参加者は会員など8名で、初めにお茶とお菓子をいただきながら、レシピと食材、調理のポイントなどについて、先生から詳しく説明を受けました。 メニューは、町中華をテーマとした「さつまいもとカニの中華炊き込みご飯」、「揚げ豚肉と根菜の黒酢」など5品で、神石高原町産のトマトや赤唐辛子なども使い、先生のご指導を受けながら、楽しく調理を進めました。 出来上がった料理をみんなでいただきながら、自己紹介、食べ物の好き嫌い、おすすめの調味料などの話で盛り上がり、予定していた時間は和やかにあっという間に過ぎていきました。 今回の秋の料理教室にご協力いただきました、松田先生とスタッフの方にお礼を申し上げます。神神石石高高原原町町のの昔昔ばばななししふるさと縁ゆかり応援隊

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