神石高原11月号
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地域おこし協力隊 10月12日(土)と13日(日)に、小畠八幡神社で行われた秋祭りに参加しました。私は兵庫県姫路市で生まれ育ち、秋祭りといえば「灘のけんか祭り」を始めとした「播州の秋祭り」を思い浮かべます。大きな屋台を担ぎ「ヨーイヤサー」の掛け声と共に町中を練り歩く、迫力満点の光景が印象的でした。ですが、今回神石高原町で拝見した祭りは、全く異なる趣がありました。私が小さい頃から見てきた「播州の秋祭り」は、屋台同士がぶつかり合うほどの激しさがあり、その力強さやエネルギーは見る者の心を揺さぶります。一方で、この小畠八幡神社の秋祭りは、しっとりと落ち着いた雰囲気の中で進行します。それぞれの祭りには、その土地ならではの文化や風習が色濃く表れており、祭りの形が地域ごとに異なるのだと改めて感じました。特に、神石高原町のような静かな山間の地域では、自然との調和を感じさせる祭りが根付いているように湯ゆ浅あかんな思います。太鼓の音が山々に響き渡り、獅子舞が舞う姿は、まるでこの地そのものが神聖な空間であるかのような感覚を呼び起こします。地元の方々が大切に守り続けているこの伝統が、長い年月を経て今もなお、変わらず続いていることに感銘を受けました。このように、祭りはその土地の歴史や風土、住んでいる人々の思いを映し出す鏡のような存在だと感じました。毎年繰り返される行事の中で、地域の絆が深まり、次の世代へと受け継がれていく様子を垣間見られるのも、祭りの素晴らしさだと思います。今回の秋祭りでは、私にとって新たな「秋祭り」の魅力を知る良い機会となりました。これからも地域ごとのさまざまな祭りに参加し、その土地の文化を味わってみたいと思います。11その133【お問い合わせ先】 福祉課 ☎0847-89-3320● 避難行動要支援者とは… 災害発生時の避難行動に着目し、自力での避難が困難な方を避難行動要支援者と呼①介護保険要介護3以上の認定を受けている方  ⑤一人暮らしの高齢者の方(75歳以上)②身体障害者手帳1級または2級を所持する方  ⑥世帯の全員が75歳以上の方③療育手帳ⒶまたはAを所持する方       ⑦その他避難支援が必要と認められる方④精神障害者保健福祉手帳1級を所持する方※家族などで事前に相談し、自分たちで避難が十分可能と判断した人は登録の必要はありません。    さ  び、本町では具体的に次の条件に該当する方と定めています。災害時避難行動要支援者名簿などの登録制度について 町では、災害発生時に一人で避難することや、ご家族などの援助が困難で何らかの助けを必要とする方(避難行動要支援者)の避難支援を地域で支え合う避難行動要支援者避難支援制度があります。 支援を希望される場合は制度への登録が必要です。登録情報(住所・氏名・身体状況・必要な支援などを記載した名簿および個別計画)を地域の避難支援などに携わる関係団体(自治振興会、民生委員・社会福祉協議会など)に提供することで、万一の災害発生時に地域での安否確認や避難誘導などの避難支援に役立てます。 次の対象要件に該当し、登録を希望される方は、民生委員または福祉課にご相談ください。 なお、登録希望の有無を確認するために、民生委員が見守り活動の一環で訪問する場合もあります。

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