神石高原農委輝き農業委員会だより6毎年、実施している農地パトロールを本年度も実施します。8月から10月までの期間、農業委員と農地利用最適化推進委員で、町内の農地を見て廻ります。管理が困難で荒廃した農地を段階的に判定し、再生できないと判断した場合、非農地認定の対象として農地から除外する手続きを、所有者と相談しながら進めることになります。農業委員と農地利用最適化推進委員が農地へ立ち入り調査しますので、ご理解とご協力をよろしくお願いします。「農地を守る」、「地域を守る」ため、神石高原の美しい里山風景を守っていくために、地域の皆さまと一緒になって、取り組んでいきたいと考えています。将来的に耕作の見込みがない、もしくは農地利用の程度が著しく低い農地のことを遊休農地といいます。今は管理できていても、5年先は不安という方もおられるかもしれません。農業委員や農地利用最適化推進委員、農業委員会事務局などで、農地利用について継続・貸借・売却・転用など、今後の利用について、相談を受けています。農地の荒廃は、里山景観を損なうだけでなく、鳥獣や虫のすみかになって、農作物の被害にもつながります。また、遊休農地をそのままにしておくと固定資産税の限界収益修正率の適用がなくなり、税額が約1.8倍になることもあります。農地の利活用については、農業委員もしくは、農業委員会にご相談ください。農地を次世代へ引き継いでいくためにはどうすればいいか?農地をお持ちの方、後継者の方、農業をされる方、地域にお住まいの方など、幅広い意見を聞きながら話し合いを行って、地域の農地の維持発展を計画することを、「地域計画(人・農地プラン)」といいます。農業委員会では、農地パトロールにおいて調査した農地利用の意向をもとに、農地の将来の目標地図を令和5年度から6年度までの2年間で作成することとしています。今年度は、農地を所有されている方を対象に、9月頃から所有の地域ごとに、順次、農地利用アンケート調査を実施する予定にしていますので、ご協力をお願いします。輝き農地パトロール(農地利用状況調査)の実施農地の管理は大丈夫ですか?地域計画(人・農地プラン)の作成神石高原農委16号16号
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