地域おこし協力隊神石高原町のみなさま、こんにちは!地域おこし協力隊有害鳥獣駆除プロジェクト担当の森野です。神石高原町に来てまだ4ヶ月しか経ちませんが、この4ヶ月間で得た、知識、知恵、技術は何年か分の量に等しいと感じています。有害鳥獣被害の実態や対策方法、有害鳥獣捕獲の流れや猪・鹿・アナグマの解体・皮むき・バラシ、猪肉・鹿肉を使ったジビエ製造など、毎日本当に沢山勉強させていただいております。その中で特に興味深く感じたことは、被害を受ける有害鳥獣の習性を理解して防除柵を設置しないと、同じ材料を使っていても効果が違ってくるということです。他にも、有害鳥獣被害の背景にある状況を知ることが被害対策に重要であるということです。例えば、ある畑で周りの畑とは違う作物を育て始めたところ、その作物は周りの畑より早く収穫できる状況になったため、カラスの大群森も野の 杏あ菜なが襲い、その畑だけ食べ尽くされてしまったということや、小動物による被害を受けている家にはその小動物が住み着いていることがあり、その家から追い払うことで被害が無くなったということなどです。技術の習得については現在、解体、皮むき、バラシを中心に頑張って学んでいます。指導者一人ひとり、やり方が違いますので、色々試しながら自分が一番上手く作業できる方法を探しております。自分に合った皮剥き用のナイフの形や大きさ、持ち方、順番、切れ目を入れる場所など、自分の短所や長所、もっと磨かなければならないところを日々学んでしています。活動の中で嬉しく感じるのは地域のみなさまと触れ合えて、自分が少しでも協力できていると感じるときや皮むきが丁寧に素速くできたり、解体の時に関節の位置が一発で分かったり、自分の技術が向上していると実感できるときです。活動の中で悲しく感じるのは、地域の皆さまとお話しする中で、有害鳥獣被害を諦めている部分を感じるときです。もっと研修を積み重ね、習得した知識や技術を活用したり、みなさまに共有したりして、神石高原町の有害鳥獣被害を減らすお手伝いができるように引き続き頑張っていきますのでどうぞ宜しくお願いいたします。 『全国一斉「こどもの人権相談」強化週間〜あなたの笑顔 守りたい〜』 広島法務局および広島県人権擁護委員連合会では、いじめや児童虐待、インターネットによるプライバシー侵害などの被害に遭っているこどもたちが発する信号をいち早くキャッチし、問題の解決を支援するため、専用電話(こどもの人権110番)およびSNS(LINE)による人権相談(土・日、祝日を除く、平日午前8時30分から午後5時15分まで)を実施しています。 また、令和5年8月23日(水)から同月29日(火)までの間を、相談活動の強化を目的とし、『全国一斉「こどもの人権相談」強化週間〜あなたの笑顔 守りたい〜』をスローガンに、受付時間を延長して電話相談およびSNS(LINE)相談を受け付けます。 一人で悩まずにお電話ください。法務局の職員や人権擁護委員がお話を聞いて、皆さんの力になります。12その118【こどもの人権110番】 ☎0120-007-110【SNS(LINE)による人権相談】 アカウント名:「SNS人権相談」 検索ID:@snsjinkensoudan【強化実施期間】 令和5年8月23日(水)から 同月29日(火)までの7日間 午前8時30分から午後7時まで ただし、土曜日・日曜日は午前10時から午後5時までNo.9 りん
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